湘南ユースオーケストラ
湘南ユースオーケストラの第19回定期演奏会(鎌倉芸術館)に行った。妻(仮名ジョアンナ)のピアノのお弟子さん姉妹が出演するので応援に行ったのだ。
超厳しい「選曲評」で有名(?)なジョヴァンニだが、相手が子供達だと矛先が鈍る。でも書いてしまおう。チャイコフスキー「白鳥の湖」から16曲抜粋していたが、ドンチャンドンチャンうるさい曲が多すぎたよ。
でもこれは子供達の技量的・体力的な状態とのからみがあったのかもしれない。静かな曲は管楽器のソロ演奏技術や伴奏の音程などに課せられる重圧が大きい。緊張感もたいへんなものだ。そのあたりに配慮した選曲になっていたのかもしれない。
演奏評は「書けない・書かない」ポリシーだが、冒頭のワーグナー「ローエングリン」第1幕への前奏曲ではヴァイオリンの音程が良くて驚いた。大人のアマチュアオーケストラの中でさほど上手でないところよりずっと優れているように感じた。子供達といって軽く見てはいけないのだ。一人一人の才覚と努力もあったのだろうし、指導者の導き方が優れていたのかもしれない。
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