台湾の心・台湾の情
「台湾の心・台湾の情 廖修平・江明賢 二人展」(渋谷区松涛美術館)に行った。台湾の代表的な現代アーティストはどんな作品を作るんだろうという興味があったからだ。
私の趣味に合っていたのは廖修平のデザイン的な作品だった。
例えばチラシ裏面に紹介されている「園中雅聚#9」は、7本の瓶の並列構成にマティス風の色面構成を沿えた楽しい作品だ。
同じくチラシ裏面の「太陽節」は暦を題材とした作品だ。題名や作品中の文字とも絵柄ともつかない形象に季節が暗示されるが、そのまま純粋抽象としても観賞に耐える佳品だ。
やはりチラシ裏面にある「木頭人86-2」はマネキンのような人形を鋏などの日常品と重ね合わせてコンポジションにしたものだ。ユーモラスで楽しい。
これに対して、江明賢は具象作家で最初は興味が薄かったが、チラシ表の下に紹介された寺の絵など、線刻の美しさに感心した。
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