鎌倉:星の井
下界にたどり着いたら、道路を右斜め向こう側に横断する。そして少し歩くと「鎌倉十井」の一つ「星の井」がある。
昔そのあたりは木が生い茂り、暗闇を形成していた。そしてこの井戸の水面(みなも)には夜空の星が映ったという伝承があるそうだ。そういえばシューベルトの歌曲に「水面の歌」というのがあったな。26歳の作曲者が4月に作った名作だ。同じ季節というのが何とも嬉しい。
しかしこのロマンチックな井戸も厳重に蓋をされ、案内板に囲まれてしまうと、もはやその面影はない。ひたすら想像の世界に身を委ねるしかない。
次のスポットとの間に「なかぐろ」の役割を担うかのように郵便ポストがおられた。期待に違わず、ちゃんと円筒形で出迎えてくれたのは偉い。拍手を送ろう。
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