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2009年4月16日 (木)

鎌倉:御霊神社

何の変哲もない江ノ電の踏切。しかしこの踏切が御霊神社の境内とこの世とを隔てる結界となっているのだ。

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境内に足を踏み入れて後を振り返ると、いま通過したばかりの踏切に江ノ電が。

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先に訪れた成就院では西と東の門に菱形の布袋を止め具で固定した結界が張られていた。これに対して御霊神社では鉄道という文明の利器を結界に流用しているのか。しかも設備投資は自前でなくて良い。今どきこんなおいしい話は珍しい。

御霊神社の由来について案内板が立てられている。

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祭られている是政公は私の住む鵠沼を含め湘南一帯を開拓した領主さまだと書かれている。これは偉い方だ。非礼の無いようにしなければ。しかし先に踏切を結界に流用したと悪口を書いてしまったから、祟りがあるかもしれない。

お詫びを兼ねて本堂にお参りを。

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それでも足りないかもしれないので、他にゴマをするネタを探した。すると「弓立の松」があった。これは中が空洞の、松の巨木の一部である。

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説明板には、是政公が弓を立てかけられたと書かれている。

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是政公お疲れ様です。しかし切られた松なら日本じゅうに転がっていただろうから、それに適当な逸話をくっつけて由緒ある名物に仕立てあげたんじゃないか、と同行の仲間が言った。こら、せっかく是政公に陳謝し始めたのに、元の木阿弥ではないか!

他には「袂石」、「手玉石」と呼ばれる石が祭られていた。

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袂石は十六貫(約60キロ)。これを是政公は袂に入れていたというから、大変な力持ちだったのだろう。是政さま、すごいですね。尊敬します。

あっ綺麗な桜が咲いている。

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と思ったが、これは「緋桃」だ。抑制された中間色のピンクが美しい。

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この巨木は何だ。いかにも社を守っているようだ。

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これはタブノキで、推定樹齢は350年を数えるという。「かながわの名木100選」に含まれる重鎮だ。

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御霊神社を後に長谷寺に向かう。その道は「御霊小路」と呼ばれていた。

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コメント

鳥居と江ノ電。
いい写真ですね!
ジョヴァンニさんらしくない(笑)

この神社も、境内を横須賀線が横切る円覚寺も、
本来違和感があるはずなのに、不思議なスポットですね。

「結界」と読むところが
ジョヴァンニさんらしい。

テツさん「芸術写真」をほめて戴きありがとうございます(大笑)。

これに気をよくして残りのエリアもがんばるぞー。あと長谷寺、光則寺、大仏という大物が控えていますから、いつもの「ゲージツ写真」に請うご期待(笑)。

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