熱海:かんばん方式
「温泉-宅配便」という看板を積んだ営業車を見た。さすが熱海。温泉の宅配まであるのか。
この「移動看板」方式は効果抜群だ。このように駐車場に停めておくだけでPRできるし、実際に温泉を宅配している場合はさらに宣伝効果が高い。この方式をあみだした人は「カンブリア宮殿」に出演できるだろう。
これは一見何の変哲もない店の看板。しかしこの店を知っている人にとっては、これは聖地を意味する。
何げなく入った魚屋。しかしその店の魚はみな新鮮だ。値段も手頃。そしておまけに店の女性が目鼻立ち整った美女だったのだ。こんないい店は独占したいから、名前を隠してしまおう。
MOA美術館の入口の看板には4つの「ダメ出し」がある。時計回りに「タバコ」、「ソフトドリンク」、「ペット」、そしてぼくらの「酒」である。
ソフトドリンクと酒は似ているから、かぶっているとも考えられる。でもこの看板を出した美術館当局は、アルコール禁止を強調したかったのだろう。
このように人間は看板によって管理され、行動を規制されているのだ。これを専門用語で「かんばん方式」と呼ぶ、わけないか・・・。
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