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2008年11月18日 (火)

平塚点描:石垣たち

平塚駅から平塚市美術館に向かう道筋には様々な表情の石垣がある。まずは「いかにも」派。伝統的な造りのなかに詩情が漂う。下には吹き寄せられた落ち葉が帯を形成している。石垣と並行に並び、自己の存在を主張しているかのようだ。

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こちらも伝統的だが「城」派と呼ぼう。大小様々な大きさと形状をした岩石が巧みに組み合わされている。はからずもそれが見事なコンポジションを形作っているのは嬉しい。細い木の枝葉の影が射し、さらに複雑な構成感を生み出している。

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これは何だ?ブロックを積んだだけのいわゆるブロック塀だが、日付が施されている。「カレンダー」派にしておこう。全体を見渡すと、1月1日から大晦日まですべての日が刻印されている。子供達の共同制作であろうか。何かイベントに向けてのカウントダウンを立体で表現したものだろうか。

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これは煉瓦だから厳密には石垣ではない。でも仲間に加えてあげたい。「みにくいアヒルの子」派とでも言えようか。よく見ると一つ一つの煉瓦は色も大きさも異なる。また手前に突き出た形で積まれたものもあり、変化に富んでいる。これらの煉瓦が奏でるリズムは疲れた体に心地よい。

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これは何だろうか。昔、大崎の「O美術館」で開催された「日本画の抽象展」に展示された屏風だろうか?舞い上がる桜の花の一瞬の美を石に凝縮したような感じだ。「抽象」派だな。種を明かすと、これは
平塚市美術館の湾曲した外壁を写真に撮り、90度回転させたものだよ。

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これらの石垣たちのお陰で、駅から美術館までの行程が楽しくなった。また来よう。

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