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2008年11月15日 (土)

ハンマースホイ展

2008年11月15日(土)
「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」(国立西洋美術館:上野)に行った。

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ノーマークだったのだが、お世話になっている「中年とオブジェ」さんから控えめなシュールといった感じだと教わり、あわてて足を運んだ次第。

行ってみて驚いた。混んでいるのだ。こんなマイナーな展覧会になぜ人が来るのだろうか?本格派(これはジョヴァンニの造語です)からみたら亜流だろうし、私のように抽象・シュール派(これも造語です)にとってはおとなしすぎるし・・・。それよりもまず未知だし。その実態は、内容には関係なく上野でやると人が来るのだろうか。たぶんそうだろう。

内容的には良かったと思うのだが、なにぶん混んでおり、ゆっくり観賞することが出来なかったのが残念だ。これから上野の展覧会は無理矢理にでも会社を休んで平日に来ることにしよう。

展示作品のなかに「3人の若い女性」という並置された肖像画があった。これを遠くから見た途端にホドラーを思い出した。印象がそっくりなのである。生年・没年が近く、ほぼ同世代の画家同士である。これは影響を及ぼしあったのであろうか?わからない。それとも北欧とスイスという、比較的北国の画家に共通する特質が出ているのであろうか。

今回の展示のなかでは、人のいない室内の絵が面白かった。「中年とオブジェ」さんが言っておられたように、ちょっと異界に入った感じがする。私の好きな言葉でいうと、「心象風景」ということになる。それだけに、もっとゆっくり観たかった。

なお室内画に描かれた鍵盤楽器が気になった。ピアノの前身(ハープシコードとか何か)だと思うが、デンマークでどう呼ぶのかわからない。友人のチェンバロ製作者にそのうち聞いてみようと思う。

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コメント

あの展覧会は、人がまばらで
静かな環境で鑑賞できたなら、
より魅力的でしょうね。

とりあえず上野に行ってみようという人が
多いのでしょう。

静謐で、温度の低い、どこかシュールな絵でした。

テツさん、コメントありがとうございました。
今後も私が見落としている展覧会があったら教えてください。

ジョバンニさん唐突にこんにちは。

私は電車の中刷りで知りました。
会場には足を運んでいませんが、
なかなか良い印象を受けました。

深みのある絵画作品かと思われます。
副題の「静かなる詩情」はピッタリですね。

テツさんの仰るとおり、又絵画の雰囲気同様、
静かな会場で静かに鑑賞したいですね。

ふかさん、コメントありがとうございました。
アーティストからコメント戴けるなんて光栄です。

テツさんとか、仲間の情報で世界が広がっていくのは楽しいものです。

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