« ワイエス 創造への道程 | トップページ | ハンマースホイ展 »

2008年11月13日 (木)

池口史子展 

「池口史子(ちかこ)展 -静寂の次-」(渋谷区立松涛美術館)に行った。

Photo_2

池口史子は「選抜奨励展」以来、気になる画家の一人だ。画風が私の趣味に合っているわけではないのだが、不思議な魅力がある。

アメリカ、カナダに滞在した経験から生まれた作品のなかには先達の作品に類似しているものがある。例えば「旅の終わり」はエドワード・ホッパーが描く都市の寂寥感を想起させるし、「ひとり行く」は先に展覧会を観たアンドリュー・ワイエスの名作「クリスティーナの世界」の女性を馬に置き換えたように見える。

しかし、これは模倣をしたというより、池口が先輩達へのオマージュのつもりで描いたのではないかと勝手に推測した。これほど達者な画家なのだから模倣など必要ないだろう。

また女性像に関しては、これまで「ワイン色のセーター」ぐらいしか観たことがなかったが、今回様々な作品に接することができて嬉しかった。

« ワイエス 創造への道程 | トップページ | ハンマースホイ展 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/163862/25301427

この記事へのトラックバック一覧です: 池口史子展 :

« ワイエス 創造への道程 | トップページ | ハンマースホイ展 »

最近のトラックバック