« 茂原淳 作陶展 花器<調和> | トップページ | sound and vision vol.3 »

2008年10月14日 (火)

「Red」

「Red」(ZAIM:横浜)に行った。「Red」とは「赤」にちなんだ様々な現在アートを紹介する企画のことだ。

Red_

このチラシの美しいこと!表面を飾るカデム・アリの「Celebration of red tulips」(赤いチューリップの祝福とでも訳そうか)は素敵な作品だ。しかし大変残念なことに、この展覧会はチラシの出来が良すぎて「羊頭狗肉」を感じてしまった。この作品すら、本物よりこのチラシのほうが渋くて味わい深い。実物は少々明るすぎるのである。チラシのデザイン・制作担当者を褒めるべきだろうか。

フランシス信悟の作品は赤い帯が円弧状に伸び、鑑賞者を取り巻く。特異なオーラを発する作品なのだが、せせこましい環境に置かれたせいか、あまりインパクトを感じなかった。

他にはダダン・クリスタントの一部屋を覆い尽くす赤のインスタレーションも良かったのだが、もともと殺風景な部屋であるせいか、いまひとつパンチが効いていなかった。

これらの諸作品には、もっとその個性を引き立たせる展示環境が必要ではないか、というのが私の結論である。

« 茂原淳 作陶展 花器<調和> | トップページ | sound and vision vol.3 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/163862/24502650

この記事へのトラックバック一覧です: 「Red」:

« 茂原淳 作陶展 花器<調和> | トップページ | sound and vision vol.3 »

最近のトラックバック