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2008年9月 1日 (月)

東横架線跡壁画:動物たち

読売新聞の記事に写真が載っていた作品は、悪魔の鳥を描写したものであろうか。♪幻想画的な作品だ。壁画には、その他にも動物が活写されていた。

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地上をうろうろする蛙は鳥の格好の餌となる。しかしここに描かれたのは、まあなんとおおらかな蛙であろうか。自らが捕食される危険を全く意識せず、逆に自分の食事を楽しんでいる。そう読み解くと、この「いただきまーす」という言葉は悲劇的にすら聞こえる。♪漫画的な作品である。

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蛙の次に餌食となるのは蛇。しかしこの一対の蛇も、拿捕される危険より自分たちの愛の語らいを優先させている。牧歌的な雰囲気で、作風的には♪装飾的だ。

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蛇の実物は少々怖いが、もっと怖ろしいものが壁画に棲息していた。この猛獣は愛するホラー小説家ラヴクラフトの描くモンスターを戯画化したものに見えるが、違うかもしれない。♪写実的な作品もこの壁画にはあったのだ。

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猛獣に襲われると、縞馬の群れは仲間同士頭を突き合わせて円形となり、全員で後足を蹴って守りの体勢に入る。どことなく池田満寿夫を連想させる。少しポップで、♪版画的作品だ。

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ポップアートをその源流とするかのような作品がある。「BUNNY ROSE」という文字が鮮やかな兎が飛び跳ねていて、♪イラスト的作品だ。

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最後に、この鯉も写実的だが、♪日本画的と呼んだほうがその繊細さに相応しいであろう。

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このように、壁画には様々な生き物が、様々な様式によって描かれ、私たちの眼を楽しませてくれた。

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