移動した哲学者
今日はいつもの定点観測地点から移動し、別の観測地点に行った。そこで思索をめぐらす哲学者の勇姿。
この哲学者さんは常に2つペアの遊具がある観測地点を好むようだ。(何を馬鹿なことを。自分が好きで連れてくだけじゃないか!)
これらの遊具は手前がぞうさん。奥がモーモーさんだ。理由はわからないが、像は水色に、牛はオレンジ色に塗られている。どちらも自然の色とは異なる。
これは問題ではないか。何事も素直に頭に入れる幼少の子供たちが、これらの動物の色を誤って覚えてしまうかもしれない。
昔、動物園に像がいないのが寂しいという子供たちの声に政府までが動かされ、像が輸入されたという話がある。現在は贅沢なもので、各地で像の姿を拝むことができる。だから像に関しては問題ないかもしれない。
むしろ問題なのは牛だ。昔は身近に牛がいたものだが、最近はめっきり減っている。また動物園にもあまり牛がいない。像などの珍しい動物に比べ、庶民的だからという理由だろうか。しかし、むしろ庶民的であるはずの牛のほうが、手のとどかない所にいそうなのだ。
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