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2008年7月16日 (水)

散歩もの

2008年7月16日(水)
久しぶりにF君と会った。酒が飲めないF君と会うという事はつまり食事をするという事でありそれはつまり私だけ酒を飲むという事でありそれはつまり最初は同等に議論しているがそのうち私だけロレツが回らなくなり思考回路が爆睡し何から何までF君の言いなりになるという事でありそれはつまりF君の講釈をそっくりそのまま小さい頭脳の隙間に流し込むという事である。ああ疲れた。

F君から「散歩もの」(久住昌之・谷口ジロー)という本をもらった。これは一見マンガでありいや劇画かもしれずいやその中間かもしれず何というかよくジャンルがわからない本なのである。

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読んでみると一見路上観察のDNAを継承しているようでありそれではハイ・レッド・センターの末裔かと思いきやそうとも言い切れない味わいがありでは建築探偵の方に近いかというといや逆に離れてしまったようでありでは藤子・A・不二雄の「笑うせぇるすまん」のように現実から突然異空間に放り出されるのかと思いきやそうではなく現実世界にとどまりつつもちょっと異質な体験をするようなものである。

私はこれまでマンガは手塚治虫と水木しげるしか読まないと公言してきたのであるがそれを知っているF君が今回このような本を私に差し出したのは私のかたくなな趣味に対する挑戦というかいや私の固い頭を柔らかくするための薬というかそのような目的であったのかと今になって思う。

この本は面白く味わいがあった。手塚治虫と水木しげる以外で面白いと思ったマンガはこれが初めてである。(というのは実はウソなのだが・・・)。

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