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2008年7月 6日 (日)

カルロ・ザウリ展

2008年7月4日(金)「イタリア現代陶芸の巨匠 カルロ・ザウリ展」(東京国立近代美術館)に行った。金曜日は20:00まで開館なので有難い。

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正直なところこのアーティストは知らなかったのだが、実際に作品を観て驚いた。こんなに素晴らしい作品を創る芸術家を今までどうして知らなかったのかと。多くの作品が広いスペースの中にゆったりと配置してあり、楽しめた。いやあ、こんなに面白い展覧会は久しぶりだ。

私好みの抽象作品が多かったのだが、以外に初期の具象ものも良かった。赤い色が主体の展示No.14の「レリーフ」はザウリが20代最後の作品だが、好感が持てた。描かれた海産物が活き活きとしており、形の具合もいい。デッサンがしっかりしている人なのだろう。

抽象ものだと、展示No.28の「大きい壺」なんかいいなあ。すっきりした形状と色彩のなかに味わいの深さを感じさせる。既に巨匠の域に達しているかのようなたたずまいだ。しかし、これがなんと30代の半ばに造ったというのだから驚きだ。

感の内部の二重構造になっており、深淵を感じさせる。有機物特有の複雑な形態を抽象的な形状の外部構造が覆っているとでも表現しようか。さすがにこれは50才前後の作品だった。 こういう企画展は大歓迎なので、今後も継続して楽しい展覧会を創造して欲しいな。

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