2008年7月26日(土)
横浜山手西洋館の各館では「夏の宵のコンサート」が行われている。
誰が名付けたか知らないが、この「夏の宵のコンサート」というネーミングは良く出来ていると思う。「宵」とはまだ日が沈まない時間帯を意味する。開演もほとんどの場合16時に設定されている。すると、案内を読んだ人は次のように考える。
「16時から始まると、長くても2時間だろうからコンサートは18時までに終る。夏だからその時間はまだ明るい。コンサートが終ってから横浜山手地区を散策して生ビール一杯やるのもよい(宵)。その後、中華街へなだれ込んで紹興酒に繋げるのもよい(宵)。適度に酔い(宵)がまわって良い(宵)気持で帰宅できる、とまあこんな具合だ。そして私たちも実際その通りになったのだが(笑)。
午前中はみなとみらいホールの練習室で最後の練習。石川町に移動して「La MAIS」で昼食。この写真は本文とは関係がありませんかもしれませんし関係があるかもしれませんがその点はあまり深く考えないで下されば幸いですとだけ書いておきます。
石川町駅から急坂を登ると「イタリア山庭園」入口の門標が出迎えてくれる。
もう片方の門標は「ブラフ18番館」と「外交官の家」があることを示し、その下にはコンサートの案内板が添えられていた。
階段を上がって一息つくと、そこにもコンサートの案内看板が。夜空をイメージして洒落ている。
ブラフ18番館の裏手にまわって全景を撮る。いつ見ても美しい。
中に入ると、廊下の突き当たりに「本日の演奏者 トリオレヴリー」という看板が出ている。「ピアノとピアノトリオ」という表現は一見難しいけど、前半がピアノ独奏。後半がピアノ三重奏という意味だよ。
プログラムも仲間の「じゅんちゃん」が作ってくれた。
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲は作品1だから大した曲じゃないと思いきや、なかなかどうして、後年のベートーヴェンらしさを感じさせる佳品だった。小品2曲(アンダルシア、私のお父さん)を経て「ボレロ」を演奏した。原曲は長いのでカット版だが、裏板を叩くなどの演出が結構受けていたのでよかった。頼まれないのにアンコールでゴセックの「ガヴォット」。
山手地区を歩き「山手十番館」で一休み。演奏のあとの生ビールはまた格別。
打上げは例によって「大新園」。高校のクラスメートも2名加わった。
ビールのあと紹興酒。すると爆竹の音とともに店の目の前の通りを龍が通過。何事かと思ったら「関帝廟」の祭だという。偶然だが面白いものにめぐり合えて良かった。
気分が乗ったのでさらに「Athens」に行き、久しぶりに松ヤニのワインを飲んだ。美味しかったなあ。
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