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2008年6月 2日 (月)

指の怪我

台所で片付けをしていたとき、包丁で指先を切ってしまった。右手の人差し指だ。

たいへんな痛手だが、まだ右手で良かった。これが左手だったら、しばらくの間チェロを弾けなかった。右手では弓を持ち、左手では弦を押さえる。張力の強い弦を押さえる左手の指には大きな圧力がかかる。切り傷があったらもうおしまいだ。不幸中の幸いというべきか。

ところで、このドジ話には伏線がある。週末にアマチュア弦楽四重奏団「クワトロ半世紀」の練習をした際、仲間からジョヴァンニは弓を持つ際に人差し指に力を入れ過ぎているという指摘を受けたのだ。

今日人差し指をケガした結果、弓を人差し指で押さえつけることができなくなり、代わりに中指に力を移さざるを得なくなった。これはつまり自動的に人差し指の力を抜く練習になるという仕組みだ。これはうまく出来ているのか、単に話題になっただけなのか・・・。いずれにしても、この奇妙な符合が気になる。

直近の本番は6月20日だ。それまでには完治するだろうが、それまでの練習では痛い思いをすることだろう。でも本番では右手の無駄な力が抜けたワンランク上のジョヴァンニをみてください(???)。

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