ミュージアムコンサート 親子でクラシック
2008年6月21日(土)
「ミュージアムコンサート 親子でクラシック」(平塚市美術館)に妻がピアノで出演するので聴きに行った。
妻はアンサンブルピアニストとして優秀で、うるさいジョヴァンニもさすがにその演奏は認めている。そして他の出演者も技術的に素晴らしく、さらに芸達者で申し分なかった。
特にヴァイオリンの田中園子は音程良く、音もまっすぐ安定し、変に飾った弾き方もせず、他のパートへの配慮もするなど、素晴らしい演奏だった。大げさでなく、ここ何十年かの間に聴いたヴァイオリンで最高レベルだと思った。(アンサンブル重視で、音はまっすぐがいい、という私の趣味が背景にある感想だが一般的にも高い評価を受ける人だろうと確信する。)こんな素晴らしいヴァイオリニストがいるのは平塚市の誇りだね。
来場のお子様たちには失礼な言い方だが、あまりに演奏レベルが高すぎてもったいなかった感じだ。しかし逆に、幼少の頃からハイレベルの演奏を聴かせるというのが意義あることかもしれない。こちらのほうが本論かな。
あっいけない、書かないと決めていた演奏評を書いてしまった。でも「いい」と書いたんだから許してください。(こう釈明すると、次回以降で何も書かない場合は低い評価だということに解釈されてしまうかな・・・。演奏の感想を書かないから低い評価だということは決してありませんので、誤解しないで下さいませ。)
« 松本千鶴 植物画展 | トップページ | 四谷十三雄の造形世界 »
コメント