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2008年5月23日 (金)

サスキア・オルドウォーバース展

2008年5月22日(木)
「サスキア・オルドウォーバース展」(森美術館)を観た。

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案内の絵葉書からはあまり強い印象を受けなかったのだが、実際に短編映画2作を観賞して驚いた。なんと幻想的なことか。

奥の部屋で放映された作品は水中の映像が奇妙だ。構造物に混じって柔らかそうな物体が漂っている。海草のような有機物にも見えるが、無機物とも思える。生物の姿が無いにもかかわらず、生命の存在を意識させられる。

手前の部屋で放映された作品は病院の中らしいが、粘着性の強そうな液体が水平に飛んでいる。これはもちろん垂直に落下する映像を横倒しにしただけであろうが、たったそれだけのことで幻想的な風景が現出する。

これらの2作品が面白いので、つい見入ってしまった。これは友人にも観ることを勧めたい。今までにありそうで無かった映像表現なのではないか。

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