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2008年5月25日 (日)

国展・絵画部

「国展 第82回 美術の春」に行ってから2週間が経過した。

他の展覧会が割り込んだりしたので延び延びになっていたが、そろそろ絵画部の報告をまとめなければいけない。絵画部は膨大な作品がジャンル毎に分かれて展示されていて、絞り込むだけで大変だ。私の好みは構成感の強い抽象および具象、幻想絵画あるいは心象風景と明確なので、好みに合致した作品を分類して振り返ってみよう。(各ジャンル別に五十音順)

■抽象(強い構成感)
池谷むつ子  レクイエム
石井秀隣    兆3
太田穣     N40度への漂流
可世木博親 風と土と・・・08-Ⅰ
久保菜月    outflow-空、ゆるむ
斉田博     不条理B
鈴木節     クレーン★
高洲海亜子 暮色4
戸狩うた      かけら★
土橋佳子     押してみる★
永山信春     作品2008
中山智介    Untitled-08-K-1★
原田淑子     VIEW Ⅱ
深川昌子    群青の景Ⅱ
藤沢清子     水ぬるむ
本田紀子     A position
松永健吾     風化する心Ⅱ
宮木薫       日本的思考★
矢島宣子     うつろいⅠ
山田友子     ETCETERA

■抽象(構成感が希薄)
我妻正史     記憶08-2
井熊伯子     暁(あかつき)Ⅱ
貴堂静栄     BEYOND '08-Ⅰ
指原いく子   ガーネットにまつわる話
瀬尾昭夫     五月Ⅰ
姫野芳房     trigonia

■半抽象
石井豊太    風の影(08-B)
太田垣匡男 作品('80・春)
久保田裕    一の池ニの池三の池
竹下佳江    人の人・6+10・3・10
光田千代    meditation
室井慶子    アルセーヌルパンの故郷★
森川勝栄    胸懐0805

■具象 
植月正紀     樹'08-A
加藤秀雄     漁港のオブジェ★
菊池憲      幸せをもとめてⅡ★
澁谷利夫      四季の詩(大地の夕焼け)
常世隆     記憶の町・透
百瀬郷志     葡萄★
森芳仁    Japan Taste (1)
若林茂熙     無頓着な或る日

以上のなかで印象に残った作品(★印)にコメントを付けよう。

鈴木節「クレーン」:細かい抽象図形の重なり合いが小気味いい。

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戸狩うた「かけら」:会場でひときわ目を引いた作品。

土橋佳子「押してみる」:観ていて楽しい。色彩が面白い。

中山智介「Untitled-08-K-1」:最も好きになった作品。

__untitled08k1_2

宮木薫「日本的思考」:黒地にのせた赤などの色が鮮やか。

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室井慶子「アルセーヌルパンの故郷」:理屈抜きに楽しい。

加藤秀雄「漁港のオブジェ」:なぜか気になる作品。

菊池憲「幸せをもとめてⅡ」:楽しくて童心に帰ることができる。

百瀬郷志「葡萄」:黒地に浮かぶ葡萄が鮮烈。

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コメント

はじめまして。昨年の国画展の作品について,コメントをいただきまして,ありがとうございます。
はやく気づけば良かったのですが・・・
まだまだ学ぶことがたくさん人間なんで,また,いろいろと感じたことがあれば,コメントをよろしくお願いします。

メッセージありがとうございます。

城でしょうか、小さな建物がたくさん積み重なっていますね。その塊には楽しげな表情が感じられるのです。緑の植物を除けば、そこは無生物の世界なのですが、不思議です。そのまま絵本の1ページになる作品ですね。今後のご活躍に期待いたします。

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