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2008年5月24日 (土)

澁澤龍彦 生誕80年回顧展

2008年5月24日(土)
「澁澤龍彦 生誕80年回顧展:ここちよいサロン」(県立神奈川近代文学館)に行った。

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澁澤の展覧会は2007年4月に「澁澤龍彦 幻想美術館」(埼玉県立近代美術館)、「澁澤龍彦 カマクラの日々」(鎌倉文学館)が立て続けに開催された。所蔵作品など美術作品の展示点数では「幻想美術館」が圧倒的で、「カマクラの日々」は自宅の臨場感が良かった。そして今回の企画は友人と交わした書簡などの資料が充実しており、それぞれ補完関係を保ち澁澤龍彦の全体像を味わうことができた。

これに先立ち、渋谷の松涛美術館で「中西夏之 新作展:絵画の鎖・光の森」を観てきたのだが、そこでは同じタイプの絵画・ドローイング作品しか展示されておらず、いまいち満足度が低かった。そのためこの澁澤の展覧会に中西作品3点に出会ったときは嬉しかった。

展示されていたのは次の作品だ。
「コンパクト・オブジェ」
過去に何度も目にしている。代表作に入るだろう。
「バラ色ダンス」招待状
開くと金粉が飛び散る仕掛けは異彩を放っている。
「吐息の相互交換 馬の吐息も」
  他愛のないアイデアだが面白い。
こうして並べて見ると、中西作品もバラエティーに富んでいることがわかる。今回の展覧会は澁澤関連以外の展覧会とも相互補完の関係があるのか。

澁澤が愛でた幻想味あふれる美術作品のなかで、アタナシウス・キルヒャーの「シナ図説」が絵葉書になっていた。こういうのはよい土産になるので嬉しい。こういう楽しい展覧会はいつでも歓迎です。

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