上村松篁展
2008年3月4日(火)「上村松篁展」(そごう美術館:横浜)に行った。おなじみF君がチラシを送ってくれたので、行くと勉強になるかなと思ったのだ。また有名な上村松園の長男がどんな画家に成長したのかという興味もあった。行ってみたら、親子二代で文化勲章をもらうに相応しい実力者だとわかった。
今回の展覧会では10点ほど気に入った作品に出会えた。それらを年譜にプロットしてみよう。★印は今回の展示中いいと思った作品の制作年と作品名。★の数は私の気に入った度合い。(★が多いほど気に入ったもの)。印無しは年譜より重要事項抜粋。
1902 誕生
1921 帝展初入選
1926 ★「金鶏・銀鶏(きんけい・ぎんけい)」
1948 「創造美術」(現在の創画会)結成
1948 ★「樹陰(じゅいん)」
1950 ★★★「八仙花」
1952 ★「蓮」
1956 ★「草原八月」
1960 ★「鸚哥(いんこ)」
1962 ★「錦鶏鳥(きんけいちょう)」
1965 ★★「鴛鴦(おしどり)」
1978 ★「花(雪月花の三題のうち)」
1984 文化勲章を受ける(親子二代)
1988 ★「水温む(ぬるむ)」
2001 逝去
最も気に入った「八仙花」は絵葉書を購入。
花や葉の色が上品で幻想的な雰囲気を醸し出している。私は元来、構成感あふれる抽象作品を好むが、この作品はその対極にある。写実だし、構成感も薄い。それなのに不思議と引き付けられるものがある。過去の日記に書いた「タイプでないが好き」に属する。
次に良いと思った「鴛鴦(おしどり)」も絵葉書を買った。
展示作品の脇に「鴛鴦のリズミカルな配置」という説明書きがあった。私もこの作品から一種のリズムを感じ取った。抑制された色彩も心地よい。 その他の作品も上品な中に、時には大胆な表現もあり、時には幻想的な風景もあり、多様性を見せていた。
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