あかり/光/アート展
2008年1月22日(火)
「あかり/光/アート展」(松下電工汐留ミュージアム)に行った。
圧巻は桑原弘明の「SCOPE」と名付けられた覗き小箱だ。この展覧会では3つの作品が展示されていた。覗き穴に眼を当てスイッチを押すと、小箱の中に作られた部屋の情景が一変する。この素晴らしさは実際に観た人でないとわからないだろう。「玉虫厨子」、「廃れゆくものへ」、「遠い星」のどれも個性と独特の美しさに満ち溢れていた。
また江戸以来の照明器具については、並置による構成美を感じて面白かった。一つ一つは何てことないもの(蜀代、ランプなど)を並べて展示すると、一種独特の美を形成するのだ。これは展示物から遠ざかって振り返りざまに見ると、一層その魅力が強まる気がする。
会場外に設置されたビデオでは、ろうそくの東西比較が取り上げられていた。西洋ろうそくは炎が安定しているのに対し、日本のろうそくはちらつきがあり、それが風情を強めているというのだ。実際に屏風絵を和ろうそくの光で観るという展覧会の映像が紹介されていたが、なるほどと思った。
« 工芸の力-21世紀の展望 | トップページ | 時事俳句:株下落で一句 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。


私はなんとなく蠟燭フェチです。
いや、へんな意味じゃなくてですね、ろうそくの光はたいへん落ち着くんです。
八ヶ岳の山荘に行くと、ずっとキャンドルつけっぱなしです。
ちなみに燭台はかならず同じデザインのものを2対購入しています。
蠟燭フェチなだけじゃなくて、シンメトリーフェチなのかもしれません。
投稿: yann | 2008年1月23日 (水) 00時15分
yannさんコメントありがとうございました。
体調はいかがですか?私は生まれて初めて喘息になってしまいました。年末年始は咳の発作で苦しんだのですが、予防用吸入を始めて安定しています。
シンメトリックファンは貴ブログの「相似形」に通じているのでしょうね。最近あまりアップされてないようですが、またぜひ楽しませてください。
投稿: ジョヴァンニ・スキアリ | 2008年1月23日 (水) 08時36分