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2007年9月 2日 (日)

米国旅行:クリスティーナの世界

2007年8月25日(土)
ニューヨークから成田へ向かう機内にて

ニューヨークから成田への直行便に乗り込み、いよいよ米国とお別れだ。飛行時間は
12時間半という。偏西風に逆らって飛ぶので行きより30分長い。また退屈な時間を持て余すことになるかなと思って席に座ったら、隣にシャラポア似の長身の女性が来た。これはラッキーだと思った。さらにラッキーなことに、彼女は京都に旅行するので日本のことをいろいろ知りたいらしく、すんなり会話を始めることができたのだ。

Photo

名前はクリスティーナといって、お父さんがアメリカ人、お母さんがドイツ人だそうだ。すかさず、アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」を思い出すと言ったら、「なぜ知っているのか?」と聞いてきた。日本ではたびたび個展が開催されているから、美術愛好家ならよく知っていると言ったら驚いていた。


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このあたりから、私の旅行日記の余ったページを使って「お絵かき合戦」が始まる。まずは彼女が描いた自画像。最初右側の絵を描いたところ、小さい子供みたいになったので消してしまった。自分はもっと成長した女性なのだと言いたげに、左側の絵を描いた。でもこれも少女みたいだよね。クリスティーナはある会社のセールスディレクターだというのに・・・。

次に彼女が、自分の人生を「クリスティーナの世界」にダブらせたとするとどう思うか、と面白い質問を投げかけてきた。私は、絵の中で這いながら丘の家を目指すクリスティーナをイメージし、様々な障壁にぶち当たるたびにそれらを乗り越えてゆくような感じだと言ったら、彼女は次の絵を描いた。

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クリスティーナは干支に興味を持って自分の干支を調べていた。それは「牛」だった。この絵は闘牛を表している。なるほど、牛が障壁をものともせず前進するというイメージとクリスティーナのイメージがダブるわけだ。

干支といえば私はうさぎ年だ。うさぎの漢字を教えて欲しいというので書こうとしたが、書けない。適当に似せて書いて「Something like that」として誤魔化した。その後、兎の絵の競作が始まる。

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上がジョヴァンニ作、下がクリスティーナ作だ。ジョヴァンニ兎の左下には最初何もなかったが、クリスティーナが「食べ物がなくて可愛そう」と書き添えてくれたのだ。どちらが上手かって?それは明らかだよね。

話が音楽に及んだら、彼女のお父さんはピッツバーグ交響楽団のフレンチホルン奏者だという。クラシック音楽以外は受け付けないという堅物なのだそうだ。私は作曲が趣味だと言ったら、作品を送ってくれたらお父さんに見せるという。後で私の室内楽作品を送ると約束してメルアドを交換する。愛用している作譜ソフトのファイルを添付するつもりだが、クリスティーナのお父さんが同じソフトを持っているかどうか心配だ。まあ持ってなかったとしても、誰か他の持っている人に譜面化してもらえるだろう。

ここからはジョヴァンニの皮算用。自作品をクリスティーナ送る。お父さん見る。お父さん気に入って仲間見せる。仲間気に入る。ジョヴァンニに交響曲作曲の委嘱くる。ジョヴァンニ引き受ける。ジョヴァンニ交響曲作る。ピッツバーグ交響楽団演奏する。好評博す。ジョヴァンニ有名なる。楽譜売れる。ジョヴァンニ金持なる。・・・ダメかなあ。

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