米国旅行:大西洋岸で出会ったオブジェ「子守石」
2007年8月21日(火)
米国メーン州ポートランド郊外
米国東海岸の北端・メーン州のポートランド郊外に亡き父の友人宅があり、3泊させてもらった。目の前には岩場があり、その向こうには大西洋が広がっている。その岩場で面白いオブジェに出会った。
人呼んで「子守石」なり。白くて丸い石を卵に見立て、その周囲の石が見守っているという図式だ。
次の写真も同じ。まさに「石のコンポジション」だ。
次も同じ。大きな石と細かい砂利の対比が美しくかつシュールだ。
そして、それらをさらに強大なものが守っている。「守護神岩」と名付けた。アザラシの大神と言い換えられそうだ。
強さだけではない。繊細で美しい文様が断層の中に見られる。色調のグラデュエーションが綺麗だ。レリーフのようなので「ベン・ニコルソン石」と呼びたいが、ちょっと強引すぎるか。
これらのオブジェたちは重いので、時間が経過してもそれらの位置関係は崩れないと思う。もしかしたら次回来たときまで同じ構成を保っているかもしれない。そしたらぜひ「オブジェたち、帰ってきたよ」と話しかけよう。そして彼女(どうして女性なのか?)たちは「おかえりなさい」と答える。いいなあ。長旅の疲れも癒されるだろうなあ。
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