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2007年8月 5日 (日)

夏休みファミリーコンサート

「夏休みファミリーコンサート」(藤沢市民会館 小ホール)に行った。演奏者は妻ならびに知り合いがずらっといるので、甘~い演奏評と辛~い選曲評を混ぜこぜにしてしまおうかと思う。

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昔、現代音楽のコンサートでマリンバを弾いた安倍圭子がカッコよかった、という思い出がある。今回、中村梓が久々にマリンバの魅力を聴かせてくれたのは良かった。若手だがテクニックがしっかりしている感じだった。強弱の対比など、表現力がある人だと思った。

妻がピアノ連弾の片方を受け持ったサン・サーンス「動物の謝肉祭」は演奏面では問題ないと思った。しかし「水族館」の編曲がイマイチに感じた。(市販の編曲譜だった。)その理由は、分散和音に彩られて流れるメロディーラインが分断されていたからだ。この編曲では、メインメロディーが分散和音の一部に散りばめられて置かれている。このような構成は、ショパンなどのピアノ曲で時々見られるが、どちらかというとメロディを浮き立たせる練習が主眼ではないかと考える。ではどうすれば良いかと言うと、高音担当は分散和音に徹して、低音担当がメロディーを流すという役割分担にすればいいと思うのだ。こうすれば、オーケストラ原曲とまでいかなくても、ある程度メロディーの継続性を維持できると思う。

全体的に子供向けのコンサートであり、選曲もそういう意味で一環していたのだ。しかし企画者が「一緒に来られた大人」のことを考えたのであろう、「百万本のバラ」がプログラムに含まれていた。私はこれは選曲に問題ありと思う。子供を連れた大人のことを気にかけるという事は立派だと思うが、こういう曲は暗くなるんだよね。それなら、子供には少し固く感じるアリアか歌曲をもってきた方が良かったのではないか。

「おもちゃのシンフォニー」で、前半で素晴らしい声を聴かせた歌手がおもちゃの楽器で加わったのは良い趣向だと思う。全員参加で、演奏者のアピールにもなるし、メンバー全員でコンサートを盛り上げるという姿勢を子供たちに示すことができる。一種の教育効果もあるのではないか。

最後には大道芸と風船細工まであり、子供達は楽しめたと思う。演奏者の方々、お疲れ様でした。

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