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2007年7月 7日 (土)

切手って楽しい その6

お世話になっているF君から超ド級のプレゼントをもらってしまった。いつも展覧会のカタログとか絵葉書をくれるんだけど、今回は切手をくれたのだ。なんだ切手か、と侮るなかれ。これがすごいんだ。

Ciurlionis__
ねっ、素敵でしょ?私は勉強不足で作者を知らなかったが、この作者がまたすごかった。M.K.チュルリオニス(Mikolajus Konstantinas Ciurlionis)という名前で、1875年リトアニアに生まれた作曲家兼画家だ。音楽はオルガニストの父の教えを受けた後、ワルシャワ音楽院(ポーランド)、ライプチッヒ音楽院などで学んだ。帰国後、美術学校に入りなおしたそうだ。

上の作品は「星のソナタ」の楽譜を背景に、左が「アンダンテ」、右が「アレグロ」。自作曲の2つの楽章を自分で絵画表現したものだ。クプカの形而上的絵画に未来派のカルロ・カッラあたりを混ぜたような幻想画に見える。構成、色、形態・・・どれも素晴らしい。

Ciurlionis___1

この作品は「Auka」。「献呈」とでも訳せるかな。英語では「Offering」と訳しているから。港に停泊している船から煙が立ち上っている情景だろうか。幻想の度合いは小さいが一種独特の雰囲気を醸し出している作品だ。

Ciurlionis___2 

そしてこれは「Kapines」。英語では「Cemetery」だから「墓地」だろう。ダリ風のたたずまいだが、故郷への憧憬というような感じを受ける。

こんな素晴らしいお宝をもらってしまったいいんだろうか?F君ありがとう。これからもよろしくね。(強欲!)

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コメント

Fさんという方は、すばらしい目をお持ちなのですね。
そういう方が近くにいらっしゃるジョヴァンニさん、うらやましいです。
それにしてもこの切手、門外漢の自分にはよくわかりませんが、見る人が見るとおおおっ!と思うお宝なんでしょうね。

一番下の作品、たしかにダリを彷彿とさせますね。
地平線が描かれていると何でもダリに見えてしまうのは私の悪い癖かもしれませんが、シュールレアリズムといえは地平線・水平線がお約束みたいなところがある気がしますよね。

yannさんこんにちは。F君は私より年下ですが、アートに関して先輩です。最近いろいろな物をくれるのは、どうも私を教育している節があります。「早く自分のレベルに追いつけ」と。

yannさんについては高校時代に描かれた絵を見てしまった今、デザイナーさんとは呼べなくなってしまいました。「統合的アーティスト」が相応しいかな?「総合」ではなく「統合」です。

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