みずほフィル定演
みずほフィルハーモニー第12回定期演奏会に行った。身内がいるし、私も合併前に2年ほど出入りしたことがあったので、10%ぐらいOB的な立場なのだ。
モーツアルトの交響曲第31番「パリ」では楽器を初演当時の配列に変え、弦楽器もヴィヴラートをかけないピリオド奏法を導入するなどの試みがなされた。アマチュア楽団の特権である、しがらみ無しの自由さが追い風となっていると思う。音色が艶消しになるので、「綺麗な音」に慣れた耳には心地よさが減じるかもしれないが、こういうチャレンジングな部分を盛り込むのは聴き手にも良い刺激を与えるので良いと思った。
ドヴォルジャークの2曲、「謝肉祭」と交響曲第8番ト長調はティンパニーの活躍が目立った。またクラリネットが随所でハモったフレーズを聴かせてくれた。このように、「○○に任せろ」的な存在が様々なパートに配備され、この楽団の安定度を増しているのかもしれない。安心して聴いていられたのが良かった。
指揮者自らの解説は少し長かった。ピリオド奏法などに関して不慣れな聴衆を対象に据えて、ていねいな説明を心がけたからだろう。これは思いつきだが、プログラムに初心者向けの解説を付け、しゃべりは中・上級者向けにするという補完関係により改善が図れないだろうか。
« 夏の宵コンサート(ブラフ18番館) | トップページ | ブログ2周年 »
この記事へのコメントは終了しました。



コメント