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2007年5月31日 (木)

ジャーマンフェスト2007

ジャーマンフェスト2007」(日比谷公園)に行ってきた。いつもお世話になっている夜更かしつれづれさんのブログを読んで急に行きたくなったのだ。これはペーパーナフキン。
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飲み仲間で物理学を愛するS氏と共に会場に着いたら雨の出迎え。それにもめげず、フランツィスカーナヘーフェ ヴァイスビア ゴールド(ミュンヘンで一番人気という白濁ビール)とシュパーテン ミュンヘナーヘル(元祖ラガービール)をソーセージ盛り合わせと共に楽しんだ。仕上げは「夜更かしつれづれ」さんに聞いていたグラスワイン。なんと500円でグラス持ち帰りOKという安さだ。

2007年5月29日 (火)

半券の復権 その5

これは何でしょうか?

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Bunkamuraで開催中の展覧会に似ているけど違うよ。なんと30年近く前の1979年、大丸百貨店で開催された「モディリアーニ展」の半券なんだ。しかも大小2種類ある。どうして半券が2種類あるんだろう?両方とも券をもぎ取った跡があるから使用したのだろうけど、不思議だ。

これはもしかして片方が割引券だったのではないかな。窓口でまず割引券を出し、「手元に残したい」と言ってもぎりの後もらい受け、それとは別に正規の入場券を割引価格で購入したとか・・・。でもそれも無理があるなあ。割引券にはもぎりがないと思うから。

昔の展覧会は今と比較すると企画と運営があまり合理化されていなかったから、このような謎めいた事が起こったのだろう。でも逆にその方が宝探しの面白さがあって味わいがあるけど。

でもこの2枚の半券はなかなか良くデザインされているよね。ありきたりの構成ではあるが、描かれた女性の黄色い服にコーディネートするように半券の下部が黄色に塗られている。「モディリアーニ展」と書かれた文字の赤い色調と手書きのような字体も楽しく、かつ周囲に調和している。女性の黒っぽいスカートとその赤い文字とが隣接してうまく対比がなされている。モディリアーニ特有の引き伸ばされた人物像が縦長の半券のサイズによくマッチしている・・・など多くの特長を備えている。デザイナーは誰だったんだろう?

2007年5月27日 (日)

茂原淳 作陶展Ⅴ・皿

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高校同級生の陶芸家 茂原 淳の「作陶展Ⅴ・皿」(クラフトショップ俊・茅ヶ崎)に行った。私は初期の1回を除き彼の個展は全出席で必ず1点ずつ作品を購入してきたが、今回は「飛鳥四方中皿(あすかよもちゅうざら)A」を求めた。明るい色調で和菓子などを盛るのに最適だ。また皿そのものが美しく観賞に耐えるので、斜めに立てかけて飾ってもいいかと思った。

その後は恒例の宴会。「赤い魚」に移動して刺身と地酒を満喫した。陶芸家の茂原淳をはじめ、テノール歌手、ベンチャー企業の社長、国際交流の仕掛人、歯科医と個性派ぞろいだ。その中で私だけサラリーマンなのだが・・・。

2007年5月25日 (金)

五月の風♪金曜コンサート

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「五月の風♪金曜コンサート」(横浜市栄区民文化センター リリス)に行った。妻が演奏したし、他の演奏者もほとんど顔なじみだ。私は演奏評が出来ないし書かないが、普通のコンサートでは「選曲評」(そんなのあるか?)は書く。でも仲間が多いと選曲にも意見しにくいなあ。後で袋だたきになりそうだから。

妻はアレンスキー作曲 2台のピアノのための組曲第2番「シルエット」作品23に出演した。「学者」「コケットな女」「道化役者」「夢みる人」「踊り子」の5つのシルエットが順番に表出されるという作品だ。

第1曲目の「学者」はフガートを軸にしている。対位法に基づくある種の堅苦しさによって、学者の人好きの悪さを表現しようとしたのだろう。他の曲も、重かったり、軽かったり、鈍重だったり、軽妙だったりと個性が花開いて面白い。

小学校の同級生がエレクトーン奏者で出演していた。プッチーニの「蝶々夫人」より有名な「ある晴れた日に」とグリークのピアノ協奏曲の2曲においてオーケストラ(もどき)を受け持っていた。電子楽器が実際のオーケストラと同じ音を出すのは不可能だが、ホルンなどは実物より綺麗な音に聴こえた場面もあった。概して管楽器のほうが弦楽器より電子的に近い音を出せるようだ。

歌のなかではシューベルトの「ズライカ」が今まで知らない曲だったので勉強になった。小学生の頃「冬の旅」を好きになり、それ以来シューベルトの歌曲のファンなのだが男声の曲しか馴染んでいなかったが、女声の歌曲もまだ奥が深そうなので今後の課題にしたい。

2007年5月15日 (火)

藤森建築と路上観察

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「藤森建築と路上観察」(東京オペラシティアートギャラリー)へ行った。赤瀬川源平ファンの私は藤森の「建築探偵の冒険・東京編」を読み、路上観察の藤森として認知していた。つまり自分で建築を創造するより、街にある建築を観て歩く達人というイメージが強かったのだ。
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今回の展覧会で初めて藤森自身のクリエーションに触れることができたのだが、それは想像を絶していた。何という脆弱な建築だろう。樹木の上に茶室を乗っけるなんて。そこで茶道をたしなめと言われても、高所恐怖症の人でなくとも落ち着かないだろう。

このアンバランスな場に身を置き、そこで見出す感覚は近代的というより、逆に原初的に思われてならない。「原始的わび・さび」とでも呼ぼうか。しかしその中にも現代的要素が忍び込んでいるようでいて・・・なんだかグルグル回りしてしまったな。うまく表現できないけど、そんな感じなのだ。

履物を脱いで観賞するコーナーには大きな籠があった。小さな穴から這いつくばって中に入ると、そこでは路上観察のビデオを放映していた。日常的なものを何かに見立ててネーミングやストーリーを付けるそのユーモア感覚は素晴らしい。思わず笑って見入ってしまった。

他にも楽しい仕掛けがいっぱい。これは大人の遊園地かもしれないな。お勧めです。7月1日までやっているよ。

2007年5月14日 (月)

絵葉書の世界 その8

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拙ブログですっかりおなじみになった(?)F君がまた絵葉書をくれた。ジョセフ・コーネルの「無題(ピアノ)」だ。あまりにも素敵なのでつい記事を書いてしまった。わくわくするような楽しい作品だ。

金ピカのフレームはどこがピアノかわからないが、箱の中には楽譜がいっぱい詰まって楽器であることをほのめかしている。よく見ると台座の細い前面にも譜面が見える。芸が細かいなあ。青い色の物体は人形か?これがまたアクセントになり全体を引き締めている。コーネルのセンスの良さには恐れ入る。F君いつもありがとう。

2007年5月12日 (土)

横浜山手111番館アットホームコンサート

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結成して満2年を迎えた「トリオ・レブリー」の一員としてコンサートに出演した。横浜山手111番館ロビーでの「春のアットホームコンサート」。

よく晴れて少し暑かったので実質上「初夏のコンサート」と呼びたくなる。しかし今回はJ・シュトラウスの「春の声」など春にちなんだ曲を中心にプログラムを組んだので夏とは呼べない事情があったのだ。直前まで春・夏両方の曲を準備してドタン場で決めることができればいいが、練習が大変でそんな余裕は持てない。まあ気候的に多少違和感があっても、ごかんべん下さい。

ピアニストの「よいこ」さんのソロ5曲に続いてピアノ三重奏を3曲演奏した。
♪クララ・シューマン作曲「ピアノ三重奏曲」ト短調作品17 全4楽章
♪グラナドス作曲「スペイン舞曲集」作品37より「アンダルシア」
♪ヨハン・シュトラウス2世作曲 ワルツ「春の声」作品410

クララ・シューマンというと、天才美人ピアニストというのが定番だが、作曲にも非凡なものがある。というより一流の仲間入りをさせたいぐらいなのだ。夫で有名作曲家のロベルト・シューマンには3曲のピアノ三重奏曲があるが、正直なところそのどれよりクララのこの曲のほうが優れていると考える。優美なだけでなく、終楽章にはバッハばりのフガートを配するなど作曲技法上の遊びもあり、半音階的な和声の取り扱いも見せて多様さを感じさせる。

コンサートが終演し「山手111番館」から「山手十番館」へ移動し、ビヤガーデンで生ビール。その次は定番の「大新園」で打上げ。暑さでアルコールのまわりが速く、疲れが襲ってきたので松ヤニのワインは残念ながらパスした。

2007年5月 4日 (金)

珍しい「文字絵」グッズ

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2007(東京国際フォーラム)地下1階ショップと、ヤマハ銀座店(仮店舗:銀座1丁目)2階楽譜売場で世にも珍しいものをゲットした。「文字絵研究所」という会社が提供した「文字絵」グッズだ。
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有名作曲家の顔が、なんとその作曲家の名前で構成されているのだ。一人ぐらいは偶然面白い配置ができるかもしれないが、何十人もの作曲家の似顔絵が文字絵で出来るとは驚きだ。バッグ、缶バッジ、シール、絵葉書、ボールペン、シャーペンなど、その種類も豊富だ。

「文字絵研究所」の所長が来られていたので、幸運にもお話を伺うことができた。所長によると、このシリーズはまだまだ発展の余地があるとのこと。新製品のアイデアもあるようで、今後の展開が楽しみだ。文字絵研究所については「10億人が楽しめる手描き文字絵」を訪ねてみてください。

2007年5月 3日 (木)

澁澤龍彦 カマクラの日々

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「澁澤龍彦 カマクラの日々」(鎌倉文学館)に行った。「澁澤龍彦-幻想美術館」(埼玉県立近代美術館)が美術主体であるのに対して、こちらは文学主体だ。そのため、うまい具合に補完関係が成立している。美術と文学の両輪を回して澁澤ワールドを満喫した。両方行って本当に良かった。

巨人澁澤を前にすると、もうこれ以上は書けない。何か気のきいた事を書こうとしても、自分の世界の矮小さを思い知らされるだけだから。7月8日まで開催しているそうです。

2007年5月 1日 (火)

澁澤龍彦-幻想美術館

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「澁澤龍彦-幻想美術館」(埼玉県立近代美術館)に行った。澁澤龍彦が「こんな美術館があったらいいな」というコンセプトを抱き、それを形に表したのが今回の展覧会、といったところか。澁澤ファンなら、これだけ言えば充分だろう。詳細はともかく、全容をイメージできるはずだ。だから私なんぞが下手な感想文を書いても仕方がない。「ファンの方、5月20日までですからお急ぎ下さい」と援護射撃をするのがやっとだ。
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デルヴォーのような定番もあるし(絵葉書は「森」)、
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伊藤若冲にも会える。(絵葉書は「付喪神」)

図録は2,700円で普通なら買うのを迷うところだが、澁澤龍彦の場合は最初から買うことに決めていた。値段なんか関係ない。とても面白かったが、一生懸命になりすぎて、後でどっと疲れが襲ってきた。

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