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2007年4月29日 (日)

リアルのためのフィクション

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靉光展に並行して開催された「リアルのためのフィクション」(同じく東京国立近代美術館)を覗いてみた。やなぎみわの作る「案内嬢の部屋」にずらっと並んだ制服姿のマネキンは既におなじみになっていた。何か新しい発見はないかと見回すと、ソフィ・カルの「B.C.W.」連作があった。

案内の小冊子によると「あるルールを決めてそれに基づいて行動し、その記録を作品とする」とある。ふうんこれは面白いなと思った。そしてこれは作曲に応用できそうだと考えた。昔ジョン・ケージが「チャンス・オペレーション」なるものを考案したが、それに近いコンセプトになりそうだ。

例えばソフィ・カルの真似をしてみよう。演奏者は「B.C.W.」に関係あるものを連想して順番に奏するというルールを設け、それに従って音を出してもらうんだ。ピアノの前に腰掛けてさあ始めよう。

まず「B」は「Balloon」(風船)を連想してボァーンとした感じの音を鳴らす。次に「C」は「Chair」(椅子)を連想し、腰掛けている椅子を打楽器みたいに叩く。最後に「W」は「Water」(水)を連想し、渓流がさらさら流れている様を音に表現しようとする・・・。こんな具合だ。

これは即興の経験があればなんとかできそうだ。ジャムセションか何かでやってみたいな。

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