« 重森三玲の庭 | トップページ | 「推進」:英訳しにくい言葉 »

2006年12月 8日 (金)

ワンダフルコンツェルト

__57ワンダフル コンツェルト」(横浜みなとみらい大ホール)を聴きに行った。ソロヴァイオリンは高校の友人の娘さん。オーケストラの一人は親戚という繋がりだ。当初4曲予定されていたがピアノ協奏曲のソリストが体調を崩し1曲減った。それでも2時間かかったので、4曲すべて演奏していたらもう30分以上加算され、終演後の同期との飲み会が遅くなっていただろう・・・と余計なことを考えてしまった。なおオーケストラ(東京サンフォニエッタ)は寄せ集め的だが演奏は上手だった。アンサンブル経験が豊富な奏者を集めたからだろう。

冒頭にシューベルトの「未完成」が演奏された。以前弟の職場のオーケストラに2年間参加したことがあり一度定演で演奏したことがある。しかし詳細は忘れるものだ。第1楽章の第1主題はフルートで奏されるとばかり思っていたところ違う音色が鳴ったので「あれっ?」と思った。実際はオーボエとクラリネットだったのだが。これはもしかすると、幼い頃聴いたレコードで第1主題の音色をフルートだと思い込んだことに起因するかもしれない。先入観はなかなか取り除くのに時間がかかるものだ。随所に出てくるチェロの比較的高音のピチカートが美しい音色だった。それが収穫かな。

2曲目のチャイコフスキー作曲ヴァイオリン協奏曲のソロを弾いた山中まりえテクニックがしっかりしていて音色が美しかった。駆けつけた高校同窓の仲間の中に音楽評論家みたいな友人がいて、「全体的に流れすぎる」と感想を述べていた。彼のちょっぴり辛口の評を除けば友人たちの評価は良かった。


本来の4曲目で結果的に3曲目となったベートーヴェンのピアノ協奏曲第4は日吉武のソロ兼指揮で演奏された。ゆっくりしたテンポでのんびりムードの演奏だったが、もっと速くてもいいのにと思った。実はこの曲は来年2月にサロンコンサートで友人がソロを弾くためにオーケストラパートを室内楽版に編曲したのだ。今回は生演奏を聴いて編曲の効果について考える機会を得て有意義だった。

« 重森三玲の庭 | トップページ | 「推進」:英訳しにくい言葉 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/163862/4491741

この記事へのトラックバック一覧です: ワンダフルコンツェルト:

« 重森三玲の庭 | トップページ | 「推進」:英訳しにくい言葉 »

最近のトラックバック