弦楽四重奏の選曲会議
弦楽四重奏仲間で単に遊んで弾いているかのような「練習」を終え、いつもの居酒屋へ。その席で第二ヴァイオリンのJ君が「提案」を出してきた。「みんな齢を重ねると体力が減退し、今弾ける曲も出来なくなってくるだろう。だから、やりたい曲を厳選して計画的に仕上げ、コンサートなどの形に残してゆこう。」というのだ。そして具体案まで提示した。
[原則(案)]
1. むこう5年間、年2回1曲づつやる。そうすると合計10曲できる。逆に言えば、やりたい曲はたくさんあるのに、たった10曲しか出来ない!
2. 全楽章を必ずやる。いままで全楽章をきちんと弾いた試しがない。
3. 作曲家毎に1曲選ぶ
4. 毎回のコンサートのプログラムは、弦楽四重奏曲1曲をメインプログラムに据え、ピアニストなどゲストを加えた五重奏曲などをサブプログラムに加える。また部分的には弾きたいが全楽章はちょっと・・・という曲はアンコールとして特別に弾きたい部分(楽章)を演奏する。
というわけなのだが、その後具体的な曲目選定の議論になった。これが紛糾して面白かったんだな。
[曲目選定会議の経過](★:決定、★(?):ほぼ決定、■:二者択一、▲:有力候補)
弦楽四重奏曲の部
・ バッハ:ジョヴァンニが大好きな「フーガの技法」は没になりそうだな。
・ ハイドン:あまり曲が多いのでまとまらなかった。
・ モーツアルト:当初ジョヴァンニから、聴き手も楽しめ、弾くのも易しいという安全策として「狩」を提唱したが、もっといい曲をやりたいという積極策が多勢となり没。それならとジョヴァンニ積極案でK.421ニ短調をやりたいと言ったら「暗い」という理由で反対意見多数が多く没。ヴィオラのT君がジョヴァンニ厚遇でK575プロシア王の1番ニ長調(注:チェロが活躍する)と言ってくれたが難しいので私は自分から没にした。それならばと、誰かが★(?)K387ハイドンセットの1番ト長調と言って、どうもこれが落としどころになりそうだった。
・ メンデルスゾーン:ジョヴァンニが4番ホ短調と言ったが誰も聞いてなかった。★1番の「カンツォネッタ」をアンコールピースにすることになりそうだ。
・ ベートーヴェン:現在★「ラズモフスキー第3番」を練習中だからそれに決め。本当は晩年の作品をやりたいが、とうてい弾けないから断念する。
・ ブラームス:3番は全員一致で没。1番か2番で票が2対2に割れた。ちなみにジョヴァンニは1番に一票。決着がつかぬままお開き。
・ ボロディン:第二ヴァイオリンのJ君がマニアックに1番と言うのでみんなあきれた。じゃあ2番か、ということになるが全楽章をやる意味がないんじゃない?という意見が多数で、★カヴァティーナだけを取り上げアンコール向けにすることに決定。
・ グリーグ:地域別にみるとドイツ・オーストリア偏重なので他の国に広げようという議論で浮上。やるとしたら有名なト短調かな。ジョヴァンニが知ったかぶりしてもう1曲無名のヘ長調があるよと言ったが、実際にはさらにニ短調なる作品があり全3曲だった。
・ スメタナ:有名な▲1番「わが生涯より」をみんながヴィオラのT君に「弾きたいだろう?」と押し付けた。(注:冒頭でヴィオラが活躍する)
・ ドヴォルジャーク:★「アメリカ」全楽章をやることに決まったみたいだ。(酔っていてよく覚えていないが)
・ プフィッツナー:ジョヴァンニが口走ったが、みんな無視。
・ レーガー:ジョヴァンニが口走ったが、みんな無視。
・ チャイコフスキー:★「アンダンテ・カンタービレ」をアンコールピースにすることで全員一致。
・ ショスタコーヴィッチ:ヴィオラのT君が8番と言ったがみんな沈黙。ピアノ五重奏曲に鞍替えすることにした。
・ フォーレ:ジョヴァンニが全楽章を提唱したが追随者なし。
・ ラヴェル:フランスものでドビュッシーとどちらかな?という議論になった。ジョヴァンニはドビュッシーだが他のメンバは結構ラヴェルが好きらしい。▲候補。
・ ドビュッシー:ジョヴァンニが大好きな曲。▲候補にはなっている。バルトーク:技術的見地から消去法で▲1番しか残らない。議論の余地があるとすれば、要するにやるかやらないかのみ。
・ シェーンベルク:ジョヴァンニが大好きなことをヴィオラのT君が知っていて言及してくれたが技術的に難があり私自ら没宣言。
・ ヴェーベルン:第二ヴァイオリンのJ君がマニアック提案をしたが追随者なく没。
まだ出たかな?酔っ払って忘れた・・・。
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タレントの榎原依那さんは来月でラスト水着写真集はこれで最後の見納めでしょう。
投稿: RED | 2025年11月 9日 (日) 08時18分