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2006年3月11日 (土)

長谷川潔展

Photo_26 アンコール・ワット見学の報告を書こう書こうと思っていたが考えがまとまらず、いつの間にか1週間が経過してしまった。今日の午前中はピアノトリオの練習で横浜みなとみらいホール練習室にいた。終わったあと「SOUP BAR」で昼食。メインディッシュは上品な盛りだったがデザートはたっぷりで、女性に人気が出そうな店だなと納得。

エネルギーを得たので展覧会に行ってしまった。横浜美術館の「銅版画家 長谷川潔展 作品のひみつ」だ。「序盤に隙あり」らしく手順前後になるが、アンコール・ワットのことは後回しにして展覧会のことを先に書くことにした。

メゾチントの作品といえば、私は駒井哲郎が大好きで、長谷川潔には関心がなかったので最初はこの展覧会はパスしようかと思っていたんだ。でもやはり気になって来てみたら、田清輝、藤島武二に師事し、山田耕筰や気鋭の文学青年達と交流し、渡仏してからメゾチントを新しい表現で復活させ、フランスから文化勲章、日本からも勲三等瑞宝章を受章し、一度も帰国せず90才近くまでパリで生きた・・・という堂々たる経歴で驚いた。

初期の作品から始まり、アーティストとしての成長の過程がわかるように企画されていたのは良かった。若い頃の木版画も味わい深いが、やはり後期のメゾチントが渋く深みを感じさせていいな。闇の中に浮かび上がる動植物・静物の一つ一つに暗喩があるようで、その解釈を考え始めるときりがなさそうだ。なるほど、素晴らしい作品群だ。

会場ではスタンプラリーをやっていた。プレゼントがもらえるという言葉に引かれてやってみたら、一度も行ったことがない「美術情報センター」がコースに組み込まれていた。中を見たら専門図書館のように充実していたので驚きだった。美術全集、美術事典、画集など個人では買えない高価な本が並んでいる。これならあるテーマで真剣に執筆するような時に役立ちそうだな。スタンプラリーもなかなか有意義なものだなと妙に感心した次第。絵はがきを若干購入して帰宅。

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